新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます

 

旧年中は、弊社の商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

一昨年の熊本地震、鳥取地震の発生に続き、昨年は度重なる台風の被害など自然災害の多い1年でした。また平成23年3月に発生した未曽有の東日本大震災も今年で7年目を迎え、それに起因した原発事故によりここ関西地区におきましても原発0の状況が続いておりましたが、関西電力は昨年6月までの高浜原発3・4号機の再稼働を受けて8月に電力料金の値下げをし、遅れておりましたが今年の5月にも大飯原発3・4号機の再稼働が予定されており、夏以降にさらなる値下げが計画されております。

さらに一昨年4月に電力小売事業、さらに昨年4月に都市ガス販売が全面自由化され、今後もエネルギー分野において、家庭生活への影響が大きく変化することが予想されております。

さて、今なお多くの史跡や文化財を残すここ奈良においては、昔から地震は起きにくい地域と思っている方が多いようですが、ここ関西地区におきましても、南海トラフ巨大地震がここ30年間で発生する確率が70%と非常に高い確率で想定されており、いつ何処で災害が起こるか分からない地震への備えが如何に大切になっております。                     

こうした状況下で、弊社は災害時にでも皆様にとってLPガスを始めとするエネルギーを安心してお使いいただくために、奈良市で初めて国の補助事業である「災害時対応型石油ガス中核充てん所」として、大型非常用発電機、非常用通信設備、LPガス車両を整備し、奈良地区で万が一災害が発生しても、地域のエネルギー供給の“核”として安定供給が出来る体制を確立させていただき、皆様に安心・安全はもとよりさらに安定したエネルギーをご提供させていただくことになります。

今年は、明治維新より150年、平成も30年の節目の年を迎え、弊社も今年3月に創立70周年を迎えることになります。これもひとえに皆様方の日頃のご支援の賜物と深く感謝申し上げますとともに、70周年を記念して、今年は皆様に感謝を込めた各種イベントやキャンペーン等を企画しており、今後順次ご案内申し上げますので楽しみにお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

今年の干支は「戊戌(つちのえいぬ)」の年で、「戊」は「豊穣」、「戌」は「安産」「子孫繁栄」を意味し、経済的にも社会的にも成長に向かって進む勢いが感じられる年であると考えられます。戌年は「犬(けん)」が「健康と長寿」という意味に通じ、身体も家庭も健康で、素晴らしい年にしたいものです。皆様にとって、今年は健康ですこやかな年でありますよう心よりお祈り申し上げますとともに、今後とも弊社への変わらぬご支援を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

   平成30年 1月      株式会社加藤商会 代表取締役社長 佐藤 昭