新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます
旧年中は、弊社の商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
一昨々年３月に発生した未曽有の東日本大震災とそれに起因した原発事故により、ここ関西地区におきましても原発０の状況が続いており、このまま原発再稼動が出来ない状況が続くと、今年の夏は電力不足による計画停電が現実味を帯びてきており、昨年４月の大幅な電気料金の値上げとともに今後ますます家庭生活への影響が深刻になりつつあります。
また、政府の地震調査委員会は昨年末に、今後３０年以内に震度６弱以上の揺れに見舞われる確率を地図上で示す２０１３年版の「全国地震動予測地図」を公開しました。
ここ奈良においては、昔から地震は起きにくい地域と思っている方が多いようですが、全国的にも大地震の発生確率の高い５９％が想定されており、いつ何処で起こるか分からない地震への備えが如何に大切かを教えております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
こうした中で、弊社は災害時にでも皆様にとってＬＰガスを始めとするエネルギーを安心してお使いいただくために、奈良市で始めて国の補助事業である「災害時対応型石油ガス中核充てん所整備事業（大型非常用発電機、非常用通信設備、石油ガス車両を整備）」に応募し、昨年末に完了致しました。これによりまして、ここ奈良地区で万が一災害が発生しても、地域のエネルギー供給の核として安定供給が出来る体制を確立させていただきました。さらに、分散型のエネルギーであるＬＰガスは、皆様方の軒下のボンベに約１～２ヶ月分の在庫を確保しておりますことからも、地震等の緊急時に熱源とともに安定的に供給することが可能なエネルギーでもあり、弊社の新たな機能と合わせて万全の供給体制が整ったことになります。
さて、弊社は昨年１月１日付けで株式会社加藤商会（ＬＰガス販売業）と加藤石油株式会社（石油販売業）が合併し、統合会社「株式会社加藤商会」として営業を開始し、さらに３月１日よりガソリンスタンドのマークを最強のＳＳブランドである「ＥＮＥＯＳ」に変更させていただき、新たに「せん都ＳＳ」の名称でスタートしております。
今年は午（うま）年です。まさに新しいエネルギーという意味の「ＥＮＥＯＳ」ブランドで、新馬のように飛び跳ねる飛躍の年にしていきたいと思っております。
また、左馬（ひだりうま）は古くから縁起の良いものとされますが、馬は左側から乗ると倒れないといういわれから、人生を大過なく過ごせる幸運のシンボルとされてきました。新しい年が皆様にとりまして、実り多き何事も午（うま）くいく年となりますことを心よりお祈り申し上げますとともに、今後とも弊社への変わらぬご支援を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

　                         　　                                             　　   平成２６年１月
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社加藤商会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役社長　佐藤昭二