LPGのメリット
環境にやさしいクリーンエネルギー
水害や生態系、人間社会にさまざまな影響を及ぼす地球温暖化。その主たる原因となっているのはCO2の排出量です。 LPガスは化石燃料のなかでも最もCO2(二酸化炭素)の排出量が少なく、天然ガスとともにクリーンなエネルギーである(2003年10月に閣議決定された『エネルギー基本計画』より)と位置づけられています。また、酸性雨の原因となるSOx(硫黄酸化物)の排出がほとんどないことに加えて、エネルギー効率がきわめて高いことから重大な危機に直面する地球温暖化問題にとって理想的なエネルギーのひとつとなっています。
災害対応力に優れている
LPガスは1戸ごと個別に供給する「分散型エネルギー」です。災害により供給がストップした場合でも、配管など供給設備の点検が短時間で済み、その場で修理することができるため迅速な復旧が可能です。また、LPガスは避難所や仮設住宅へ迅速に設置することができ、被災者の方の生活を支援することができます。
2007年新潟県中越沖地震の時には、都市ガスや水道のライフライン網が寸断され、倒壊家屋等を除き、復旧するまでに約1ヶ月半の期間を要しましたが、LPガスは約1週間で復旧し、また、被災者のための避難所や仮設住宅などへの供給でも大活躍するなど、防災都市づくりに必要不可欠なエネルギーであることが改めて実証されています。
ガス臭いと感じたらお電話下さい
室内の火はすべて消して、ガス栓や器具栓を閉めて下さい。
窓を開けて風通しを良くして下さい。
換気扇や電気製品のスイッチは操作しないで下さい。(スイッチからの火花で着火する恐れがあります)
ガスは低い所に滞留します。特に低い場所の風通しを良くして下さい。
地震のとき
ガスのにおいが無いか確認して下さい。
ガスの臭いがするときは、火気を使用せずにガスボンベのバルブやガスメーター付近のメーターガス栓を閉めて下さい。
ガスご使用中に震度5以上の揺れでマイコンメーターの安全装置が作動してガスを遮断します。
ガス機器をお使いの時は
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マイコンメーターがガスの使用状況を監視し、危険と判断したとき
復帰方法は
マイコンメーターの表示部に「ガス止」と文字が表れ、ガスが止まったときは、復帰の手順に従って操作してください。
ガス漏れなどの異常がない場合は、復帰してガスが使えるようになります。
- 器具栓と未使用のガス栓をすべて閉めて下さい。
※容器バルブを閉めたまま復帰操作をすると再びガスを遮断するので、容器バルブが開いているのを確認してから復帰操作を行いましょう。 - 復帰ボタンを押して下さい。(『ガス止』の文字が消えます)
- 液晶の文字とランプが点滅します。
- 1〜2分待つ。
※ガス漏れがないかどうか、安全確認しています。異常がなければ、液晶または赤ランプの点滅が消え、ガスが使えるようになります。
正常に復帰しない場合や、不明な点がある場合は 弊社までご連絡ください。
安全にご利用いただくために
CO(一酸化炭素)中毒にご注意
燃焼機器は空気(酸素)が不足したままで使用していると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は毒性がとても強く少し吸い込んだだけでも、頭痛・吐き気、死にいたる危険性があります。
換気をしない長時間の使用ストーブ、ガスファンヒーターは1時間に1〜2回、窓を開けて換気してください。 風呂がまと換気扇の同時使用屋内に換気筒のある風呂がまは、台所や脱衣場の換気扇を同時に使用しないでください。 |
小型湯沸器の危ない使い方お風呂のお湯張り、シャワーなどの長時間使用は不完全燃焼の原因となり、大変危険です。 |